キタサンブラック、お疲れ様!
今年の有馬記念が終わり、気分はもはや年越し。
ただもう一つG1が残っている。
ホープフルS。これは本当に必要なものなのか…わからない。
ただ、やるからにはやはり豊さんのジャンダルムに勝っていただき、
是非是非今年は「武豊year」であった…というものにしてほしい。
しかし…キタサンブラック。
大きな故障もなく、ずっと日本競馬界のトップに君臨し続けた。
紛れもない名馬だったと思う。
最近みないタイプの「強さ」を持った馬だったと思う。
「スピード競馬」「よーいドン」「瞬発力」…
このような言葉は、現代の日本競馬でよく聞く言葉。
ただ、キタサンブラックはどうだろうか。
一つもその言葉にあてはまるものはないのではなかろうか。
スタートして後方待機し、最後の直線でズバっと差し切る…。
決してこういう競馬が嫌いなわけではないのだが、正直見飽きていたような気がする。
とびっきりのスピードがあったわけでもなく、とびっきりのスタミナがあったわけでもない。
もちろん、能力はどれも高水準なものだったと思うが
「現代の日本競馬に喧嘩を売った名馬」なんとなくそういう馬だったと思った。
個人的にキタサンブラックの「強さ」は「真面目に走る事」じゃなかったかなぁと感じる。
十八番のロングスパート。
あとそれこそ、今年の有馬記念のシャケトラを一瞬にしておいてけぼりにしたあの反応とギアチェンジは強さの一つだと思うけど…
惨敗した宝塚記念は「ごめんなさい!今日俺無理っす!」と言いながら馬群に沈んだように見えた。
ジョッキーの指示を忠実に守って頑張った馬だったと、そう感じた。
正直、去年で引退するはずだったキタサンブラック。
今年もう一年現役続行すると決まった時「やっちゃったなー」と思ったけど
結果的にキタサンブラックが名馬中の名馬になっちゃった。
そしてジョッキーが武豊ときた。もう最高だね。
大阪杯勝った時本当に本当にうれしかった。「いけるじゃん!」と。
酔いながら書いちゃってるから、なんか文章がうまくまとまらなかったけど…
とにかく!キタサンブラックお疲れ様!夢をありがとう!
P.S. 馬券が当たれば最高だった(泣)
そしてジャンダルムの躍進を祈る。
そして武さんに朝日杯の栄冠を…。